赤い狼 弐







頭を捻って考えてみたけど答えが出ないから諦めた。





そして、いつも通り雷太と少し話をしてから二階に上がった。




階段を上がっている途中、






「だーかーら!稚春にはこれが似合うって!」



「いや、稚春ちゃんにはぜってぇこっちの方が似合う!」



「いや、こっちの方が!」



「や、こっちの方が!」






と煩い声が聞こえてきた。





此所まで聞こえるってどんな争いをしてるんだよ。



はぁ…。と短く一つ、ため息をついて、よし!と気合いを入れた。






でも、なんか…嫌な予感がするのは気のせいなのかな…。




でも、行かなきゃ時間、連が少し遅れてるって言ってたし…




早く部屋に行った方がぃぃよね…。