なんて思いながらその辺にバイクを停めて隼人に電話を掛ける。 …あ~ぁ。 せっかくの稚春との至福の一時だったのに…。 あんの野郎…覚えとけよ。 さっきの事を思い出して稚春と俺の間に割って入ってきた男に殺意が芽生える。 …ぜってぇ殺(ヤ)る。 俺の幸せな時間を潰しやがってぇえぇぇえ! いつの間にか手に力が込もっていたのか持っていた携帯がミシミシと音をたてる。 その音で我に帰った俺は手に入っていた力を弱め、隼人が電話に出るのを待つ。