赤い狼 弐







開けられた向こうに見えるのは相変わらずカラフルな人達。





最初はどうしてもこういう人達に慣れなくてビクビクしながら通ってたけど、今は全然怖くない。




むしろ、優しい人達ばっかりで人って見た目だけで決めつけちゃいけないなって思った。





しかも、上の階に居るのがつまらなくなった時は此所に来て相手をしてもらうぐらい、此所の皆と仲良くなった。




…相変わらず、私の名前は"さん"付けだけど…。




あ。



でも中には…――――





「稚春ちゃーん!」




"ちゃん"付けで呼んでくれる人も居る。




でも、何故か隼人が私の側に居る時は何故か皆"さん"付けで呼ぶんだよね…。






…何でだろう…。




うーん…。




分かんないや。