赤い狼 弐







すると、陽に




「こっち向くな。ボケ。」




と言われた。



えー…なんかさぁ…



「…ちょっとそれは酷「稚春にお前は、なんちゅう事を言っとるんや!」」






"酷すぎるよ!"



と言おうとしたら、龍の声にまた、邪魔された。




うん。




もうぃぃけどね。




慣れたけど。





やっぱり、なんかムカつくよね。





そんな事を思いながら龍と陽を交互に見る。






「いってぇ!殴る事ねぇだろ!」



「うっさいわ!阿保!自業自得や!少しは反省せぇ!」



「はぁっ!?何処を反省しろってんだよ!」



「全部や、全部!」



「もぉ~、止めようぜ、二人共~!」



「うるせぇ!要は黙ってろ!」



「何で俺が怒られなくちゃいけないの!?」



「「ドンマイ…要。」」



「お前等、少しは止めに入れぇー!」




――ダンッ――




「お前等…うるせぇんだよ。さっきから。少しは静かにしやがれ…。」



「「「「「はい。すんません。静かにします。」」」」」