赤い狼 弐







「…優悪、本当に弘さんに突っ掛かるの好きだよな。」




隣に居る優悪を横目で見ながらニッと笑う。




「当たり前だろ。女好きは嫌いだ。」




「や、だから俺はいつ女好きになったんだ。」




「だから、最初っからって言ってるじゃないですか。」





まだ言い合いをしている二人を放ってパソコンを覗く。






…案外…







「普通だねぇ?お人形さんみたいな顔以外は。」




「あぁ。だな。」




「…多分、普通の奴とは違う処があるんじゃねぇのかなって俺は思う…けど、根本的に俺…女、嫌いだからどうでもぃぃ。」




鳳陽は本当にどうでもぃぃのだろう。





寝る体制に入ってるし…。








「…これ、返すわ。」




「ん…。そこに置いといて。」