「無視かよ!ひでぇ!」
要が何か言ってるけど、無視。
こっちは大事な用があんだよ。
腕組みして、目を瞑っている鳳陽の返事をジッと待つ。
すると、鳳陽は瞑っていた目を開けて
「何か…
「さっき龍さんがこの前から気になってた女見付けて、その女も連れて《QUEST》に向かってる途中です。」
って來訝が言ってた。」
と言ってまた、目を閉じた。
…は?
「お、女…?」
あり得ねぇ。というように呟く。
すると鳳陽は
「うん。女。龍、超ハイテンションらしい。」
と言ってハハッと軽く、笑った。
…ハイテンション?
あの龍が?
女の前で?
…ははっ。あり得ねぇだろ。

