赤い狼 弐








「えーー?何処に行くの~?」





「ちょっと、《QUEST》にな。」






「「何でまた、《QUEST》に…。」」





優魔と優悪がいつも通り、綺麗にハモる。






「あ゙ー、なんか龍が今から来いってさ。あと、いつも通り全員そっちに向かわせろって。」






「…今からぁーーー!?」




「「何でだよ…。」」




「めんどくさ…。」







…おぃおぃ。





鳳陽…お前、さっきまで寝てたじゃねぇか。





何が面倒くさいだ。





それは、俺の台詞だっつーの。





「…要、うるせぇ。あと鳳陽、面倒くさとか言うな。


それは龍に言え。俺に言われたって困んだよ。


さて…お前ら、早くするぞ。」





はぁ…。




とため息をつきながら《VENUS》を出る準備をする。