赤い狼 弐







「…お前に何が分かる。お前に…!俺の苦しみなんか分かるわけ無い!」





「分かるわけ無いじゃない!」




「は?」





「分かるわけ…無いじゃない。だって、あんたにだって私の気持ち、分かんないでしょ?


それと…一緒。何で、そんなに女を毛嫌いするのか理由は知らないけど…


言ってぃぃ事と言っちゃいけない事の区別ぐらいつけようよ。

今の、普通の女が聞いたら凄く傷付くと思うけど?」





さっきとは違って優しく、茶髪男に言う。





だってこれでまた、女嫌いが激しくなっちゃったら意味無いもんね。






「まぁ…私も、もぅそろそろ男嫌い…直さなきゃいけないんだけどね…。」





そう言って少し乾いた笑いをして、茶髪男を見る。