赤い狼 弐








「お、おい。陽(はる)。それはちょっと言い過ぎなんじゃ「謝れ。」」





私は長髪の赤黒髪男が"はる"という男を落ち着かせようとしているのを遮って話す。





「は?」





茶髪男はより一層、眉間に皺を寄せる。






「だから、謝れっつってんだよ。気持ちわりぃ生き物って何だ。


お前、そんな事言えるようなド偉い人なのかよ。」





「あ゙んだと?」





茶髪男は凄く怖い目つきで私を睨み付け、胸ぐらを掴んだ。





「ほらね?男なんて、自分の気に食わないことがあったら直ぐ、力でねじ伏せようとする。


私からしたら、男の方が気持ち悪い生き物なんだけど。」





そう言って、茶髪男を睨み付ける。