うさぎの小箱~【鍵つき】短編集~





あたしは猫だけど、心臓は夜に対してドキドキが止まらない。



そして、









「…………ほんとに、すげぇ…………可愛いんだ…………。」



「………!!!」










夜は優しげな笑顔を浮かべながら、なんだか…………幸せそうに…あたしの小さな心臓にトドメを刺した………。












「…………にあに似ててほっとけなかった。………運のいいチビ猫だな………?」



「………っ!」













やきもち焼いて……………損、しちゃったじゃん……………。










夜…………ずるい。








夜…………ごめんなさい。







夜…………大好きで泣きそうです。