「…………。………おまえ、ほんとににあに似てるなぁ………?」
「………?」
少し苦笑しながら夜はじっと黒い瞳できょとんとするあたしを見つめた。
「…………にあは俺の彼女。おまえみたいにな、チビなんだ。
ちょっとつつくとすぐ赤くなって、見てて飽きない。」
「…………。」
このやろう………っ。
ただでさえあたしは自分にやきもちを焼くという失態にモヤモヤしてるっていうのに…………っ。
その長くて綺麗な指に爪でもたててやろうか…なんて思う。
でも………あたしをにあだと知りもしない夜はそのまま言葉を続けて…………
「白くて、ふわふわで………出来るならずっと触ってたくなるし、あいつが傍にいないと落ち着かないんだ……俺。」
「…………!?」
そんな甘い告白に……夜の言った通りに全身カァッ!と熱くなる。
よ…夜………っ、何言うの…………っ!?


