でもやっぱり気になって聞いてしまった。 「ねえ、寄り道ってどこに・・?」 少し前を歩いていた隆司は涼しげな笑みを浮かべて振り返った。 「秘密の場所」 「あ、ねえ!もしかして・・!」 脳裏に浮かんだのは去年一緒に見た景色。 「なに?拗ねてたんじゃないの?」 今度はニヤリと意地悪な笑顔。