「………あんたらなにこれくらいで疲れてんの!?」



3時間ぶっ通しでトレーニングした俺たちは


みんなクタクタだった。



「友香ちゃあああああん、無理だよ、無理!




俺、こんな長時間、ましてやこんな本格的なトレーニングしたことないし!!」



言われてみれば、


俺たちはお金がない。



ジムなんかめったに行けず、バイトばかりの日々が続いていた。




「…んじゃあ、あんたらもっと追い込んであげる」



この時俺は嫌な予感がした…


友香がニヤニヤしてるし…



うぁー!


怖ぇ







「これから毎日午前トレーニング、午後、ダンスレッスン、夕方ランニング。




今バイトしてる人、今すぐやめてね。」