「ねぇ…莉子?」 とすっと肩にのった美鶴くんの頭。 猫っ毛の柔らかな髪が、あたしの頬を撫でた。 ちょ……っ! さらにバクバクと五月蝿くなる心臓。 「ん? なぁに?」 それを隠すように、あたしは笑う。 伏せられた長い睫毛。 陶器のようにつるつるな肌。 美鶴く~~んっ!!! 反則じゃありませんっ!!? 「キス…してもいい?」 ズッキュ――――――ん!! もう、理性保てませんっ☆ 「いいよ?」