「あの…先生。ちょっとしんどいので保健室行ってきます…」 「大丈夫ですか?ついて行きましょうか?」 「いえ、大丈夫です!」 鹿嶋先生心配そうな顔に、罪悪感を感じたけど、見て見ぬフリをして、教室を出た。 昨日陸と聖と蓮に校内を案内してもらったから、屋上の場所まで、すんなりこれた。 屋上のドアの前で、深呼吸をしてドアノブに手をかけて、ドアを開けた。