「ま、入りましょう?」 先生は、ドアノブに手をかけて開ける。 その瞬間―… 「あれれぇー?かじまっち今日早くなーい?」 中から聞こえる誰かの声。 …もしかして。 「先生…」 「なんでしょう?」 「同じ部屋の人、何人いるんですか。」 「僕入れて、6人ですかね。桜井さん入れて7人です。」 「男……の子…?」 「まぁ、そうなりますね。」