気がつけば足は逆方向に向かっていて、
私は6両目にいた。


馬鹿みたいだな、あたし。
彼女いるに決まってるよ、あんな王子様みたいな人。
何で考えなかったんだろう。

しかもあんな美人で。


あたしなんか似ても似つかないほど、綺麗だった。
まさに、『お似合い』とゆう言葉がお似合いだった。