星の光が眩しいくらい綺麗な夜空の夜。


「え?また?」

「俺だっていろいろあるんだよ。」

ムスッとしたあたしに頭を不器用に撫でる亮(りょう)。
亮はあたしの王子様。
そしてあたし白雨(ゆき)は自分で言うのは恥ずかしいけど、学校ではシンデレラと言われている。

「ごめんな?また電話して?」

「…わかった。じゃあね」

いつもいつも00:00ぴったしであたし達は解散する。