「まぁ、俺は王子様って感じやない、純の方が好きやで♪♪」


ウィンクを飛ばす和希。


「それは…
俺も一緒だ。
ちょっとムカつくけど。」


嫌味たっぷりに言う、瑞稀。




なんつーか、濃いなぁ。


二人ともキャラ濃い!!


「んじゃ、屋上行こうや♪♪」


「だな。」


何故に屋上?


「つか、今から授業だぜ?」


「一日くらい、サボったって大丈夫やって♪」


…ま、いいか。


授業とか受けなくても、俺は頭いいし。







こうして俺には、友達ができたとさ。


めでたし、めでたし。




いやぁ~


本当めでたい。