「おっいしぃ~♥」
「…ぷっ。
幸せそうな顔してんな。」
だって…
本当に、本気でおいしいんだもぉーん!!
ママのハンバーグ!
「でも、確かに美味い。」
でしょ、でしょー?
「あらまぁ~
純くんったら。
嬉しいこと言ってくれるじゃなぁい!」
ママも嬉しそう。
「ごちそうさま。」
早!
「純、早過ぎでしょ!」
「葵がトロいだけだろ。」
純は、それだけ行って…
あたし達の部屋に戻って行った。
「どー?
葵。」
「うん!
美味しいよ!」
すっごく、美味しい!
「いや。
ハンバーグの話じゃなくてぇ~…」
??
ハンバーグの話じゃないなら…
何の話?

