ーーー… ーー… 「ただいま…」 しーん… 家は静まり返ってる。 まぁ、一人暮らしだからね。 当然だ。 でも、今日からは… 「お前が一緒だ。」 猫の首元を撫でてやると、気持ち良さそうにしてる。 「…とりあえず、ご飯食べなよ。 お前、ガリガリだしね。」 僕は帰りに買ったキャットフードをお皿に入れた。 猫は美味しそうに食べてる。 …それにしても、いつまでも”お前”とか”猫”とか呼ぶわけにはいかないし… 名前でもつけるか。