俺様男子と同居中…!?



「あれは別に純のせいじゃないでしょ。」


あたしが悪いとも思わないけど。



別に、誰も悪くないよ。

ただのハプニングだよ、ハプニング。


まぁ…

見られたのは、ショックだったけど。


「取り敢えず、謝っとくから…
これで、この話はもうナシな。」


「うん。」


「あと、俺、見てねえから。
全然少しも見てねえから。」


…。


本当か?

怪しいけど…


ま、いっか。


「ね、ご飯作るの手伝いに行こっ」


「あぁ。
そうだな…」


あたし達は部屋を出て、台所へ向かった。