お母さんの愛情も、お父さんの愛情も知らない理人くんは… 優しくて、努力家で… こんなにも繊細で。 人に甘えることも、人前で泣くことも苦手で。 理人くんって、本当に不器用。 心配だよ、理人くんのこと。 …あたしは、そっと理人くんの頭を撫でた。 ”あたしは理人くんの味方だよ” って。 そう伝わるように… 理人くんの涙が止まるまで、優しく撫でた。