俺様男子と同居中…!?



「僕ね、好きでもない子に…
あんなに”親切”にしないよ?」


理人くんは、あたしの髪をそっと撫でた。


「え、あの…
理人くん?////」




「好きなんだ、君のことが。」



理人くんの深い青色の目には、しっかりとあたしが写ってる。



…嘘でしょ?

だって、そんな風に見えなかった。


あたしは理人くんのこと、友達として見てたから。


「ごめん、理人くん…
あたしね、純のことが…」


その先を話そうとしたあたしの口に、理人くんはそっと人差し指を置いた。