「ついて来ちゃった。 ダメだった?」 「いや、全然いいんだけどさ! …猫と話してるの、葵ちゃんに見られてたんだと思うと、少し恥ずかしい。」 理人くんは若干顔を赤くしてる。 なるほど〜。 だからあたしに”待ってて”って言ったんだ。 見られたら恥ずかしいと思ったから。 「…この猫、随分理人くんに懐いてるね。」 猫は、理人くんに撫でてもらう度に気持ち良さそうにしてる。 「毎日学校帰りにご飯あげてたら、なんか懐いちゃって。」 毎日この猫に会ってたんだ…。 全然知らなかった。