「……んっ……ふ…ぁ…」 息が出来なくなって、悶えてる葵。 可愛い、葵。 息する暇なんてやらねえ。 俺はもっと激しく長いキスを… 「…!?」 急に腕に力が入らなくなっ… 「純!?」 くっそー、またウイルスに邪魔された! まだ熱のせいで上手く体が動かせねえ。 「純、やっぱ薬飲んだ方がいいよ!」 …そう言えばまだ薬飲んでなかったな。 「薬飲も! 純、ちょっとだけ起き上がれる?」 葵は言いながら、水と薬を持った。