「………はい! 純、お粥全部食べたね!」 く、食い切った… 美味しかったけど、恥ずかしさに耐えるのに必死だった。 「じゃあ、これお薬ね。 ここ置いとくね。」 薬まで買ってきてくれたのか… 優しいな。 「じゃあ、お皿片付けてくるね。」 そう言って葵が立ち上がろうとした時… 俺は、葵の手を掴んだ。 「…え?」 葵は、不思議そうに俺を見た。 俺は葵の腕を引っ張って… 葵を抱きしめた。