昼休み…


俺と純と和希は、屋上で弁当を食べていた。


「〜♪」


「…和希、最近機嫌いいな。」


「ん〜?
そうか〜?」


うん。


今だって、でっけえ鼻歌歌いながら、弁当つついてるし…

朝もなんかテンション高かった。


まぁ、いつも陽気な奴だし、いつもと変わらないと言われれば変わらない気もするけど。


「まぁでもな〜、上機嫌にもなるって!」


「なんかあったのか?」


純が聞いた。


純の顔からして、そんなに気になってるわけでもないけど気になってるフリをして聞いてやってるんだろう、多分…。


和希の話すことは基本、8割ぐらい受け流していいような話だからな。