「ぇえ!?」


「…ん?」


ここ…そうだ、保健室か。


俺、いつの間に寝てたんだ?


えーっと、確かバスケで怪我して保健室来て…

サボろうと思ったら小牛田がいて…


「…!
小牛田、もー大丈夫なのか?」


さっきまでの出来事を思い出して、小牛田の方を見た。


小牛田、少し赤い顔をしてる…


やっぱこいつ具合わるいのか?


「おぅ!
もう全然だいじょ…」


小牛田が言い終える前に、俺は自分のでこを小牛田のでこに当てた。



俺の体温が低いのか?


小牛田のでこは熱いように感じる。