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び、びっくりした〜。


朝、学校に来てみれば、黒板にあたしの名前と早乙女の名前が書いてあったから。


「ごめんなー、小牛田!」

「悪かった、冗談のつもりだったんだ!」

「悪ノリし過ぎた!本当ごめん!」


里田と大西と三重野が一斉にあたしに謝って来た。


「いや、そんな謝んなよ!
全然気にしてねえからさ!な?」


あたしが怒ってないことを伝えると、三人は顔を上げた。


「本当ごめんな…瑞稀ちゃんにも、小牛田に謝るように言われてさ。」


「早乙女が?」


「おぅ。俺はいいから小牛田には謝っとけよって言われて。」


そうだったんだ…


早乙女のやつ、あたしのことを気にして…




ドキッ…