俺は黙って黒板消しを持って、黒板を消す。 それにつられたように、小牛田も黒板を消す。 小牛田の顔は、タコみたいっていうか、タコよりも真っ赤だった。 …なんか、つられてこっちまで照れてくる。 「…っ」 くっそ、気まずいな…。 俺は黙々と黒板を消す。 「…////」 あーもー! なんなんだよ、何意識してんだ俺!?