なにニヤニヤしてんだよ、和希。 気持ち悪いんですけど。 「べっつにー♪」 意味わかんねえし。 そんな感じの、よく分からない会話をしながら、俺達は教室についた。 「…はぁ。」 俺は荷物を置いて、自分の席に座る。 「…は?」 自分の席について、ぱっと黒板を見て。 自分の目を疑った。 そこには、相合傘とかハートとか、そういう感じの落書きがされてて。 俺と小牛田のことが書かれてた。