朝…
ピピピピ…
目覚まし時計の音が、部屋中に鳴り響く。
「あ~
もう朝か…」
一応、俺は寝ることはできた。
まぁ、葵のベッドでは寝なかったけど。
結局、床で寝た。
「背中、痛え…」
ったく、なんで俺が床で寝なくちゃいけねえんだ。
「てか、目覚まし…
うっせぇ。」
俺は、目覚まし時計の音を消した。
今日から俺は…
市立星学園高校の生徒になる。
…つまり、転入生というわけだ。
「…着替えるか。」
俺は、新しい制服に着替え出す。
初めて着る、制服。
まぁ…
ウキウキしたりはしねえけどさ。
小学生じゃねえんだし。
「つぅか…」
葵、まだ寝てるし。

