「ほな、一人で掃除しとったん?」 「や、一人じゃねえけど。 小牛田も一緒だった。」 「へーえ♪ 珍しいやん、瑞稀が女とそんな喋るとか〜」 まぁ、確かに。 俺あんま女と喋ったりすんの得意じゃねえし。 「喋ったりしたん?」 「んー、軽く?」 でも帰り道とかそんな喋ってねえかも。 あんま、なに喋ったらいいかわかんなかった。