な、なんで耳を舐める…!?
耳は、舐めるもんじゃないって!
「…ぁ…やめっ…」
うわっ!
変な声出た…
「ふっ。
こんくらいで感じてんの?
可愛い~」
獅堂 純は、そんなわけのわからないことをいいながら…
今度は、
あたしの耳をかんだ。
「…ゃあっ…」
ストップ、ストップ、ストップーー!!
耳は、噛むものでもない!
…ていうか、耳が、熱い。
心臓が、ドキドキしてる。
「やめてほしかったら…
“純様”って、呼べっ!」
はぁ!?
なんであたしが…
獅堂 純なんかを様ずけしないといけないの!?
しかも、下の名前だし。
「呼ばないなら、このまま続けるけど?」
なんでそこでニッと笑うー!?
こっちがこんなに困ってるのに…
性格悪!

