「大丈夫。話してみな。」 ニコッと笑って三島を 安心させなきゃな。 「………うっ……うん。」 涙目で顔を赤くして 俺を見る。 ………………。 顔が熱い……。 今、顔真っ赤だろうな… トコトコと歩く足音が 静かな町に聞こえる。 「あのね…………」 三島が口を開いた。 「ん??」 「じっ………自信がない…」 「うん??」 三島が元気ないのは 分かってるから。