翌日の軽井沢も晴天に恵まれ、予定時刻より早く目覚めたわたしは別荘の周りを散策しようと散歩に出かけた。
犬を連れて散歩をしている親子連れや早朝ウォーキングをしている老夫婦。
色とりどりの花々に新緑の木々が並ぶ並木道。
別荘の庭にあるベンチに腰をかけながら、おいしい空気に暖かな木漏れ日、都会じゃ味わえない環境に身体をおもいっきり伸ばす。
「来てよかったな…」
最初は上原くんと由香里さんを一緒に見るのが辛かったし、なによりわたしだけ仲間じゃないから
来てもいいのか迷ったけど。
「そりゃあ良かった」
「杉田くん、おはようございます」
声の方を振り向くと杉田くんがジョギングに行ってきたのか首にタオルを巻いてジャージ姿で立っていた。
「隣いい?」
わたしが頷くと杉田くんはわたしの隣にドカりと座った。
「唯ちゃんと哲って付き合いはじめてもう1年経った?」
「まだ、もうそろそろです」
「そっか。もう1年か…。早いな」
「そうですね…」
本当、めまぐるしく早く感じる。
本来であれば決して交わることのなかったわたしたち。
「…唯ちゃんにこんなこと言うのどうかと思うけど、」
杉田くんは何か言いたいのか躊躇いながらも口を開いた。
「俺さ、ずっと哲が由香里のこと好きなんだと思ってた」
「えっ…?」
杉田くんは気付いてる?上原くんの由香里さんに対する気持ちに。
「ほら、あの顔だろ?なのに特定の彼女も作らずにフラフラしてて、でも由香里と一緒にいるときの哲って妙に穏やかでいつも以上に楽しそうで」
それは上原くんが由香里さんを想っているから。
犬を連れて散歩をしている親子連れや早朝ウォーキングをしている老夫婦。
色とりどりの花々に新緑の木々が並ぶ並木道。
別荘の庭にあるベンチに腰をかけながら、おいしい空気に暖かな木漏れ日、都会じゃ味わえない環境に身体をおもいっきり伸ばす。
「来てよかったな…」
最初は上原くんと由香里さんを一緒に見るのが辛かったし、なによりわたしだけ仲間じゃないから
来てもいいのか迷ったけど。
「そりゃあ良かった」
「杉田くん、おはようございます」
声の方を振り向くと杉田くんがジョギングに行ってきたのか首にタオルを巻いてジャージ姿で立っていた。
「隣いい?」
わたしが頷くと杉田くんはわたしの隣にドカりと座った。
「唯ちゃんと哲って付き合いはじめてもう1年経った?」
「まだ、もうそろそろです」
「そっか。もう1年か…。早いな」
「そうですね…」
本当、めまぐるしく早く感じる。
本来であれば決して交わることのなかったわたしたち。
「…唯ちゃんにこんなこと言うのどうかと思うけど、」
杉田くんは何か言いたいのか躊躇いながらも口を開いた。
「俺さ、ずっと哲が由香里のこと好きなんだと思ってた」
「えっ…?」
杉田くんは気付いてる?上原くんの由香里さんに対する気持ちに。
「ほら、あの顔だろ?なのに特定の彼女も作らずにフラフラしてて、でも由香里と一緒にいるときの哲って妙に穏やかでいつも以上に楽しそうで」
それは上原くんが由香里さんを想っているから。


