さよなら、片思い【完】

「唯、身体冷えちゃったな。今お風呂入れてるから。溜まったら先に入って」


「うん…」


唯の冷たくなった頬に手を当てる。


唯は俺から視線を逸らして下を向いた。


さっきまで挙動不振だったけど、部屋に入ってから元気がないような…。


「お腹すいた?なにか頼もうか?」


そう聞くと首を横にゆっくりと降る唯。


いきなりこんなとこ来たから疲れてるのだろう。


唯を落ち着かせようと、ソファに座らせ設置されている冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出す。


「飲む?」


「あ、ありがとう…」


ぎこちない動作でミネラルウォーターをゆっくりと飲む唯。