だけど次に教室に現れた上原くんの姿にみんな一瞬時が止まった。
彼は滅多に他の教室に来るなんてことはないから、レア中のレアだ。
「哲!待って!今行くから!!」
気だるそうに廊下の壁に寄りかかる彼をみんなチラチラと見つめている。
「マミ、お前、今日俺と一緒に掃除当番だろ!?サボんなよ」
クラスの男の子がマミちゃんの分の箒を無理やりマミちゃんに渡した。
するとマミちゃんはすごくすごく嫌そうな顔をした。
当たり前だ、これから上原くんと遊びに行くのに掃除なんてやりたくないだろうから。
「えぇ…見逃してよぉ」
可愛くおねだりしても相手は礼法を重んじる剣道部のエース。
「ダメ。早く」
「もぅ…そうだ!小沢さん!」
マミちゃんはクルリと回ってわたしの方を見た。
彼は滅多に他の教室に来るなんてことはないから、レア中のレアだ。
「哲!待って!今行くから!!」
気だるそうに廊下の壁に寄りかかる彼をみんなチラチラと見つめている。
「マミ、お前、今日俺と一緒に掃除当番だろ!?サボんなよ」
クラスの男の子がマミちゃんの分の箒を無理やりマミちゃんに渡した。
するとマミちゃんはすごくすごく嫌そうな顔をした。
当たり前だ、これから上原くんと遊びに行くのに掃除なんてやりたくないだろうから。
「えぇ…見逃してよぉ」
可愛くおねだりしても相手は礼法を重んじる剣道部のエース。
「ダメ。早く」
「もぅ…そうだ!小沢さん!」
マミちゃんはクルリと回ってわたしの方を見た。


