さよなら、片思い【完】

「これから3日間、お互い連絡は取らない。もちろん学校で会っても話はしない。ケンカをしたらどうなるか、3日後にまた話そう」


「哲くん!本当に!?本当にケンカするの!?」


「至って真面目よ、俺は」


そう言って哲くんは玄関の方に向かって歩き出した。


「えっ?哲くん、帰るの?」


「ケンカしてるのに泊まったらおかしいでしょ?じゃあね、唯。3日後に、また」


そう爽やかな笑顔で玄関のドアを閉めた哲くん。


しばらくドアを呆然と見つめる。


わたしたち…本当にケンカしちゃったの!?


そんな…どうなっちゃうの!?


そして宣言通りその夜哲くんからの連絡は一切なくて、わたしは眠れない夜を過ごした。