さよなら、片思い【完】

ぞろぞろと他のメンバーもやってきて、律以外の全員が俺が早く到着してることに驚いていた。


俺の遅刻癖を知ってるからな。昔からの仲間というのはこういうときイヤになる。


由香里と律はクスクスと笑っていたけど。


数種類のジェットコースターにお化け屋敷、大迷路と遊びつくしていつの間にか閉園の時間だった。
楽しい時間はあっという間だ。


「楽しかったね!久々に遊んだーって感じ!」


満足した顔をして由香里は俺の隣で笑い、釣られて俺も笑顔になる。


「なぁ、今度はさ。ふたりで遊びに行かないか?」


「えっ?」


由香里はうつむきながらしばらく黙った。


急すぎたか?でも早く行動に移さないと、誰かに由香里を取られてしまう。


「…うん、いいよ」


コクリと頷いた由香里は夕日と同じくらい真っ赤な顔をしていて。


「よっしゃ!絶対楽しませるから、俺!」


俺の顔も同じくらい真っ赤になっていたと思う。