「お前、俺より上行ってんだぜ」 「・・・んなわけねーよ」 ゴロンと寝返りを打って、杉山に背を向ける 「早井、絶対お前は生きろよ」 「・・・」 あえて返事は返さない 「お前は生きなきゃいけないんだからな!!」 バタン 屋上のドアが閉まる音が聞こえた それ以来、何も聞こえなくなった 「お前は生きなきゃいけない・・・か」 また仰向けに戻り、空を眺めて呟く 何もないこの世に俺は何を求める? 恋愛、地位、名誉、金 結局は大人の事情だろ? 俺らには関係なさすぎる