「美衣とはさ、
すぐ喧嘩になるから
同じクラスじゃない方がいいんだよ。
周りにも気使わせるし。」
「そっか。」
なんで、そんなに嬉しいこと
言うんだろ?
和樹くんは私の気持ちに
気付いてるのかな?
それなら、いじわるだよ。
もっと突き放してくれたら、
嫌いになれるのに。
「そういえばさ、
美衣と仲直りできたの?」
「おぅ!ばっちり!!」
「良かったね。
まあ、いつものことかっ」
美衣と和樹くんは
喧嘩してもすぐに仲直りする。
本当に二人は
お互い愛し合ってて、
私なんかがはいる
隙間なんかないことが
よく分かる。
「しーおりっ」
勢いよくドアが開いた。
「美衣、遅いってば!」
「うちの担任話長いんだもん!」
