事が終わると夏都は脱力しているあたしをタオルで綺麗に拭き布団をかけて自分も布団に入った。 夏都にぎゅってされると暖かくてなんだかホッとした。 優しくあたしの頭を撫でている夏都 「夏の手は魔法の手。」 あたしはそう呟いた 「はぁっ?なんで?」 夏都のすっとんきょんな声が降ってくる 「夏の手はあたしを幸せにできて、暖かくできて、安心させてくれて、寂しくもさせるし、怖くもなるし、怒らせるし、でも気持ちくもしてくれるの」 「ふ~ん。蒼空チン気持ちよかったんだ♪」