「んっ…はぁ…っ」
その日の夏都は優しくて甘くて壊れ物を扱うみたいに優しくあたしを抱いた。
「入れていい?」
耳元で夏都の掠れた声が響く
「ん。」
「くっ…」
「力、抜いて?俺に任せて体預けてそしたら痛くないから」
その言葉にあたしはふっと力を抜く
「ん…」
今回は夏都が入る感覚が何となく分かった
「少しづつ動くよ?」
夏都の指があたしの指に絡まる。
コクリと頷くと夏都が少しづつ動き始める
ズキン
一瞬鈍い痛みが走った
「ん…」
「力、抜いて」
そう言って夏都にキスをされると
ふっと力が抜けた気がした
夏都は動きを再開させる
「んぁ…はぁっ」
その動きもだんだん激しさを増していく
