‐近距離恋愛‐


人影のない岩場。

2人でそこに座った。

「なぁ蒼空?」

「ん?」

「ソレ脱がないの?」

着ていたパーカーを指差して夏都がいう。

「脱がないよ。」

「なんで?」

「あの…ビキニだから…あと、日に焼けたくないし…?」

「ぬいで?」


…っ?????

「は???」

「見たい。」

な…

「見せて…」

そう言うと
夏都にパーカーを脱がされる。