‐近距離恋愛‐


部屋に戻ると

「ごめん。渡すの忘れてたから…」

そう言って照れたように笑う夏都が愛しくて…

「夏都大好きッッッ」

そう言って飛びついてみる。


…ちゅっ…

ん…いつもみたいな
触れるだけのキスじゃなく
夏都の舌が唇を割って入ってくる
甘くて優しくて長くて幸せなちゅう…
「…んっ…」


「じゃあ、俺風呂入ってくる」

そう言ってお風呂に向かった夏都。

1人になったあたしは

ベッドにダイブする。

いままでなら広々使っていたそれも
1人だと広く感じた。