あたしだけの執事さまっ!~お嬢様は鬼畜な執事がお好き~

ドキドキ。



この心臓の高鳴りを、どうか。



どうか、伝わりませんように……。



だって……。



あたしは……。こんなに今まで、誰かを好きになった事なんて無いよ。



久坂さんが好き。



大好き。



だから、この想い。


あたしが直接告白するまで、繋いだ手からは伝わらないで?
「……。あれ?ここって……。」


今更ながら気が付いて、ビックリ。


此処って~~~~…。


「遊園地?」



「はいv一宮の所有物の1つです。」



って……。



久坂さん。



何を今、さらっと。



「ええ?だっだって、此処って超有名な遊園地じゃあ無いですか?」



あたし、アワアワ。


クス。



久坂さん。


笑う。


「ええ。一宮のお嬢様の所有物としては、申し分ないでしょう?」

「!!」


そっかぁ。



あたし、まだ。



素人感覚な一般庶民な考えだった。


そっかぁ。


あたし、一宮のお嬢様…なんだもんね……。


当たり前…なんだよね……。