あたしだけの執事さまっ!~お嬢様は鬼畜な執事がお好き~

翌朝。



久坂さんの声で目覚めた。




「お早うございます。良い朝ですよ?」



はっ。



もう7時。



「はわわっ!!すいません。今起きますっ!!」



ガバッ。



あたし、大慌て。



「いえいえ。」



久坂さん。



笑う。




「大丈夫ですよ。紅茶をお飲みになられますか?」



「あ…はい。じゃあ、お願いします……。」

「何を召し上がりますか?」


きたぁ。



この質問っ!!



「あ……。適当にみつくろってください。」


あ……あはは~~。



あたし、紅茶の種類なんて……。



分かんないよぉ。
お嬢様って、大変だぁ~~。



紅茶一つとっても、コレだもん。



あたしは本当に……。



悲しい位に、一般人。



クス。



久坂さん。



笑って、あたしの前にカップルを差し出す。


「セイロンにミントと林檎果実を加えた、エデンの果実、でございます。」



うわぁ。



林檎の良い香りっ。




コクン。



「いかがですか?お嬢様?」



「はっはい~~。」



それはもう。



最高…です。