あたしだけの執事さまっ!~お嬢様は鬼畜な執事がお好き~

「ほっ…本当に~~!?冗談、でしょうっ!?ウソ、ですよねっ!?」



あたし。



混乱。


だって…。


だって…そんなことって…。



あの…完璧執事。



久坂さんが、あたしを…?



「おや?お疑いですね?」

久坂さん、意地悪く。


笑う。



うぅ…っ。



そんなキレイな顔で、笑うと…。



イケメンさんが、2割増しっ!





「ですが、お嬢様……。許嫁であられる葵様にお会いになってから、お考え下さい。」




久坂さんが、言う。




そりゃ、そうだよね。



久坂さん、執事なんだもの。




でも…。



やっぱり。



辛いな。



大好きなヒトに、許嫁に会う様に、言われるなんて…。
北条葵さん。



お見合い写真は見てるけど。



会って見ないと、断れないよね。



でも…。



許嫁って…。



どうやって断れば?



って…いうか。



あたしの意見とか、まるで無視して決められちゃった。



それが凄く、ショックだったんだよ?